【製品状態】
・2.5/3.5インチ IDE/SATA HDDと2.5インチ SATA SSDでコピーとイレース(消去)ができることを確認しています。
・KD25/35HSPRO本体のファームウェアは最新版(2020/09/03リリースVer.CEN 2.35.8)にアップデート済みです。
・KD25/35HSPRO本体表面に保護フィルムが貼られたままです。
【出品物】
・KD25/35HSPRO本体
・専用SATAケーブル x2
・専用ACアダプター
・専用ACケーブル
・IDE-SATA変換アダプター x1
・HDD設置用パッド x2
・取扱説明書
・純正梱包箱
【製品特徴】
・最大転送速度250MB/秒の高速コピー&イレース!(コピー速度は従来品の2倍以上にアップ)
・「スピードテスト機能」と「S.M.A.R.T情報表示機能」を搭載!
・3種類のコピー機能&コピー支援機能搭載!(まるごとコピー/システム&ファイルコピー/パーティションコピー/エラースキップ/コンペア)
・2台同時消去も可能な3種類のデータイレース機能搭載!(クイックイレース/フルイレース/DoDイレース)
・2.5インチ&3.5インチ IDE HDDもコピー可能!
※IDE HDD同士をコピーする場合は別途変換アダプターを1個お買い求めください
【製品仕様】
・商品名:これdo台 Hi-Speed PRO
・型番:KD25/35HSPRO
・デバイスインターフェイス:SATA I/II/1.5Gbps/3.0Gbps
・対応ファイルシステム:FAT16/32、NTFS、EXT2/3/4
・対応パーティションテーブル:MBR、GPT
※対応ファイルシステム以外のHDD/SSDは「まるごとコピー(Whole HDD Copy)」にてコピー可能です
・サイズ:幅 117mm x 高さ 28mm x 奥行 78mm(付属品、突起部含まず)
・重量:約340g(付属品含まず)
・温度、湿度:温度5~45℃、湿度20~80%(結露しないこと、接続するPCの動作範囲内であること)
・ACアダプタ仕様:[入力] 100-240V、[出力] 12V 5A
【対応HDD/SSD】
・SATAインターフェイスを搭載した2.5インチ、3.5インチHDDまたはSSD(SATAⅠ/Ⅱ/ 3.0 / 1.5Gbps / 3.0Gbps / 6Gbps)
※本製品はSATA 6GbpsのHDD/SSDに対応していますが、最大転送速度は250MB/秒前後になります
・2TB超のHDDに対応(20TBまで動作確認済※2022年8月現在)
【IDE HDD/SSD】
・IDE(PATA)インターフェイスを搭載した2.5インチ/3.5インチHDDまたはSSD
※Ultra DMA 0〜1、PIOのHDDは動作しません
※光学ドライブやMO、その他HDD以外のIDE機器を接続することはできません
※2.5インチHDDと3.5インチHDDを同時に接続することはできません
※PIOモードのみのIDE HDDは動作しません
【ご注意】
・1.8インチ、ZIFコネクタ、特殊形状(UltraBookに内蔵されているmSATAタイプのSSDやPCI Express接続のSSD等)の HDD/SSDは接続できません
・3.3V駆動のHDD/SSDには対応しておりません
・SAS(Serial Attached SCSI)HDD/SSDには対応しておりません
・HDD/SSD以外のSATAデバイス(光学ドライブ、MO)には対応しておりません
【全機能】
1. Copy(コピー)
コピー元HDD(Source)からコピー先へデータをコピーします。
あらかじめ、「6.1 Copy Area(コピー領域)」にて、コピーする領域を選択しておいてください。
※初期設定はSystem&Files(システム&ファイル)です。
2. Compare(コンペア)
コピー後にコピーしたデータが正しいかどうかを比較します。
3. Copy & Compare(コピー&コンペア)
最初にコピーを行い、続いてコピー元HDDとコピーされたHDDを比べて、データの正当性を検証します。
この処理はFAT16/32、NTFS、EXT2/3/4およびMBR、GPTのみサポートします。
その他の形式は正しくコピーできません。
「6.1.3 Whole HDD(HDD全体をコピー)」をお使いください。
4. Erase(イレース)
HDDの消去を行います。再利用や廃棄時に使用します。
※ 初期設定では誤操作によるデータ消失を防ぐ為、Drive 1に接続したHDDには消去を行いません。
「6.3 Erase Master」の設定を変更することで、Drive 1のHDDもイレースの処理対象にすることが可能です。
※ HDDを1台だけ接続してイレースを行う場合、Drive 2にHDDを接続してください。
Drive 1に1台だけHDDを接続してもイレースが実行されません。
※CANCELボタンを3~4秒押し続けることで処理を停止することが可能です。
※イ レース機能を使用する前に、すべての重要なデータのバックアップを必ず行ってください。
4.1 Quick Erase(クイックイレース)
クイックイレースはHDDのインデックスだけを消去します。
最も高速な消去方法ですが、実際のデータは残ってインデックス(索引)だけを消去することに注意してください。
4.2 Full Erase(フルイレース)
フルイレースはHDD全体のセクターを消去します。
すべてのセクタにアクセスするため、クイックイレースよりはるかに長い時間がかかります。
4.3 DoD Erase(DoDイレース)
HDDを3回消去する、アメリカ国防総省(DoD)規格に準拠した消去方法です。
トータル3回のアクセスを行うため、フルイレースよりもさらに長い時間がかかります。
4.4 DoD Erase Comp(DoDイレースコンペア)
DoDイレースコンペアは、各セクタに3回の書き込みを行い、さらにそれを検証します。
1回目(0×00)、2回目(0xFF)と、3回目(ランダム)となります。
ランダム書き込みが正しく行われたどうかの確認を最後に行います。
この機能を使用する前に、すべての重要なデータのバックアップを必ず行ってください。
5. Utility(ユーティリティ)
5.1 Show Disk Info(HDD情報)
HDDのS.M.A.R.T情報を取得し、表示します。
5.1.1 Model Number
型番を表示します。
5.1.2 Version of Firmware
ファームウェアバージョンを表示します。
5.1.3 Serial Number
シリアルナンバーを表示します。
5.1.4 Device Power Cycle
電源投入回数を表示します。
5.1.5 Power-on Hours
使用時間を表示します。
5.1.6 Reallocation Event Count
代替セクタ処理を行った回数を表示します。
5.1.7 Off-line Scan Uncorrectable Sector Count
回復不可能なセクタの総数を表示します。
5.1.8 Seek Error Rate
シークエラーレートを表示します。
5.1.9 Temperature
HDD温度を表示します。
5.2 Update System(アップデートシステム)
ファームウェアのアップデートを行います。
5.2.1 Update BIOS(アップデートBIOS)
システムソフトウェアをアップデートします。
5.2.2 Create Update HDD(フォーマットHDD)
アップデートファームウェアを格納する側のHDDに2GB FATでフォーマットを行います。
5.3 System Info(システム情報)
本製品の名前およびBIOSバージョンを表示します。
5.4 Read Speed
HDDの読み込み速度を計測します。
5.5 Write Speed
HDDの書き込み速度を計測します。
6. Setup(セットアップ)
6.1 Copy Area(コピー領域)
6.1.1 System and Files(システム&ファイル)
システムとファイルのみをコピーします。コピーを行う前に分析を行います。
HDDに複数のパーティションがあり、それぞれのパーティションにデータが入っている場合は、パーティション情報も含め、データがコピーされます。
コピー先HDDはコピー元のHDDの総パーティション容量より大きい容量が必要です。
※GPT形式の場合、コピー先HDDはコピー元のHDDと同容量か大きい容量が必要です。
この処理はFAT16/32、NTFS、EXT2/3/4およびMBR、GPTのみサポートします。
その他の形式は正しくコピーできません。
「6.1.3 Whole HDD(HDD全体をコピー)」をお使いください。
6.1.2 All Partition(すべてのパーティション)
パーティション確保されている領域のすべてをコピー/コンペアします。
(パーティション内のデータが存在しない領域もコピーを行います)
パーティション確保されていない未定義領域はコピー/コンペアされませんので、未定義領域がある場合は「6.1.3 Whole HDD(HDD全体をコピー)」よりコピー/コンペアが早く完了します。
コピー先HDDはコピー元の総パーティション容量よりも大きな容量でなければなりません。
コピーを行う前にパーティションの分析が行われます。
※GPT形式の場合、コピー先HDDはコピー元HDDと同容量か大きい容量が必要です。
この処理はFAT16/32、NTFS、EXT2/3/4およびMBR、GPTのみサポートします。
その他の形式は正しくコピーできません。
「6.1.3 Whole HDD(HDD全体をコピー)」をお使いください。
6.1.3 Whole HDD(HDD全体をコピー)
データ、パーティション、未定義領域関係なくHDDのすべての領域をコピーします。
コピー先HDDは原則的にコピー元HDD全体容量と同容量、または大きな容量のものが必要になります。
6.2 Copy GPT Area(GPTバックアップエリアコピー)
GPT第二ヘッダをコピーするか設定します。
6.3 Skip Errors(エラースキップ)
この設定はコピー処理中のエラースキップの回数を設定します。回数設定は0〜65535回まで設定可能で、65535のときにさらに ボタンを押すと、「unlimited」(回数無制限)に設定できます。
6.4 Erase Master(イレースマスター)
Drive 1のHDDも消去対象に含めるかを設定します。イレース処理を行う前に必ずこの項目を確認、設定してください。
6.5 Unknown Format(Unknownフォーマット)
不明なフォーマットされたパーティションをコピーするかしないかを設定します。
6.6 Transfer Rate(転送速度)
転送速度をUltra DMA 2〜7に設定します。
6.7 Erase Pattern(イレースパターン)
イレースパターンを選択します。
6.8 Language(言語)
LCD情報パネルに表示する言語を設定します。
6.9 Stop Motor Time
各種処理が完了したあと、HDDの回転を停止する秒数を設定します。
6.10 Copy HPA Area(初期値: Keep Target HPA)
コピー時のHPA(HDDの容量クリップ情報)の扱いを設定します。
6.11 Clear HPA at Erase(初期値: Clear HPA Setting)
イレースモードでの消去でHPA情報を含めて消去するか設定します。
6.12 Restore Default(デフォルトに戻す)
各設定項目を工場出荷時設定に戻します。